医療レーザー脱毛

医療レーザーの仕組みとは

襟足を処理したいと思った時に迷うのがサロンと医療機関の脱毛。そここの記事では、医療機関のレーザー脱毛についてまとめてみたいと思います。

 

レーザーを使った脱毛は今や、一般的なものになっています。黒い色に反応して熱を発するレーザーを照射することで、肌に影響を与えることなく、ムダ毛の毛根にだけダメージを与える、という、レーザー脱毛の基本的な仕組みはよく知られていますが、でも、そもそもなぜ、脱毛用のレーザーは黒い色にだけ反応するのでしょう?レーザーを肌に受けることによる長期的な影響はあるのでしょうか?いろいろ気になりますよね。

 

脱毛に使用するレーザーは、もとをたどると実はただの白色光です。白色光の代表といえば、太陽光ですね。白色光は黒い色にふれると発熱するという性質があります。黒い紙に虫眼鏡で太陽光を集めると紙がこげるという実験を覚えていませんか? これがレーザー脱毛の根本的な原理なのです。そして白色光ですから、脱毛レーザーによる健康への影響はほとんど心配しなくてもよいと考えられます

 

レーザー光

では、「レーザー」とはどういうものかというと、白色光は300〜2000nmという非常に幅広い波長を持っています。その中から、機器を使って特定の波長を取り出したものが、「レーザー光」になります。たとえばダイオードレーザーは800nm、YAGレーザーは1000nmの波長の光を取り出したものです。ではさまざまなタイプのレーザーがあるのはなぜでしょうか。脱毛用だけでもYAG、ルビー、アレキサンドライト、ダイオードと、4種類もありますよね。これは、波長によってレーザーの持つ性質が異なっているためです。

 

レーザーがメラニンに反応することは既に述べましたが、その他に、ヘモグロビンと水分にも反応するのです。ヘモグロビンは血液中の赤い色素です。メラニンの場合は、単純に波長が短いほどレーザーの感度が高い、つまり熱を発生させやすいのですが、ヘモグロビンと水分の場合は、感度は波長と必ずしも比例しません。ここではお見せできませんが、グラフにしてみるとけっこう複雑な線を描くのです。脱毛効果を考えるとメラニンへの感度が高い方が良いのですが、同時に水分への感度も高かったりすると、肌の水分が熱せられて火傷のリスクも高まってしまいます。

 

どの波長を取り出せば、脱毛効果が高く、肌に影響が少ないか、脱毛用レーザーはそのポイントで開発が進められてきました。現在最新の技術はダイオードレーザーです。感度のグラフでは、ダイオードレーザーの800nmは、メラニンの感度が高く、ヘモグロビンの感度は比較的低いです。そして水分の感度がピンポイントで低下する波長でもあります。つまり、ダイオードレーザーは、メラニンの発熱が高く、肌の発熱のリスクがかなり低い波長といえます。理想に近い脱毛レーザーともいわれるは、そのためです。